case

天災、震災時の対応/対策としての遠隔地での代替受電

旅行業

課題

突発的に起こる地震などの天災。旅行代理業を全国展開する企業様は、仙台に開設していた東北・北海道地方向けコールセンターが、東日本大震災の際に2週間という長期間、ビルへの立ち入りが制限され、コールセンター業務の続行が危ぶまれました。

解決策

すでに『CT-e1/SaaS』を利用されていたので、クラウドCTI特性を活かして、本来、当該地域で受ける電話を、東京本社の一角で震災翌日から受電することに変更しました。また、電話設備も揃っていないので、代替手段として、本社従業員の携帯電話を受電端末として活用し、急場を凌ぎました。

コミュニケーターの電話機として、IP電話以外にビジネスフォンやモバイルを使える『CT-e1/SaaS』は、特別な設備、設定を準備する必要はなく、代替受電する場所から『CT-e1/SaaS』にログインするだけで、通常と変わりなく受電業務を行える特長があります。利用する受電端末も、ログイン時に受電する電話番号を指定するだけの簡単な操作で変更が可能です。

結果

震災の影響は大きく、エリア内の営業所も、停電により機能停止を余儀なくされましたが、ここでも『CT-e1/SaaS』を活用し、停電エリア内の営業所の受電業務を、停電していないエリアで代替受電し、電話業務を継続することができました。

『CT-e1/SaaS』は公衆網も使えるので、コールセンター以外の外部でも受電可能